大阪で、納骨・祈祷のお寺

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2012年3月6日

歳をとること

 この世の命有る者、人も鳥も草木も全てが平等に貰える物それが歳をとると言うことです。日本には歳の数えかたが二つ有りますそれが、満年齢と数え年です、昔の人は数えで、戦後の人は満で数えるようになったらしいです。この数え年と言うのは、満年齢に一歳たすと言いますが何故一歳たすのか?何時から数えるのか?それはお母さんのお腹に宿った時から数えて、生まれるまでに十月十日かかってこの世に生まれ、色んな事を経験し学んで歳をとりそして亡くなります。亡くなって満中陰(四十九日)まで所謂、十月十日たす四十九日でだいたい一年有ります、これが数え年で一歳たすのだと私は聞きました。葬儀の時の位牌や、厄年の時も基本数え年で書きますし。ちなみに位牌の行年、享年の意味は、人としてこの世で行をした命が行年で、享年とは天から授かった命だそうです。当たり前に歳をとるように見えても一日一日の積み重ねが有るから今の人生が有り、一人一人の苦楽が有るのではないでしょうか。